バイオエタノール



藤田正美の時事日想:本当に環境に優しいの? バイオエタノールの神話


> バイオ燃料のうちサトウキビから作るエタノールだけが、作るために消費されるエネルギーよりも多くのエネルギーを作り出すことができる。(米タイム誌)
> 追い出された家畜を育てるために、アマゾンの熱帯雨林が切り開かれ、炭酸ガスを放出する
> 大豆とトウモロコシの生産では米国が世界をリードしているが、その両方を全部燃料にしたとしても、現在使われているガソリンを約20%しか減らすことにならない


[2008.04.21] サミットは福田政権の浮揚力とは決してならない
[公式] 天木直人のブログ


> 環境問題はもちろん重要である。しかし、環境問題の本質は、自然との共生であり、もったいないの精神であるはずだ。それこそが日本の得意とするところなのに、今では日本にとって不利な形で二酸化炭素排出削減の数値目標ばかりが強調されている。
> ここで強調したい事は、排出枠という概念が、あたかも金融商品のごとく扱われている異常さである。
> サブプライム問題の真の罪は米国の金融バブルであり、住宅バブルが崩壊し、行き場のなくなった膨大な資金が、石油や食糧といった資源に向かいそれらの価格を高騰させている
> 二酸化炭素排出削減の前提となるクリーン開発プロジェクトの多くが、不透明であり、国連登録もされていないものがあるという記事だ。そんなプロジェクトに基づいて排出枠の数値が決められ、それが「先物取引」となっている。
> そのゲームで割を食わされるのは日本である。


この調子で、原油高騰、食料高騰、バイオエタノール二酸化炭素排出量取引、商品先物取り引き、環境破壊、補助金サブプライム問題、あたりの関連を継続的に話題にする人がたくさん出てきてくれるといいんだけどな…




「温暖化」がカネになる