政治家


オバマが次期大統領になることが決まったところまでは良いとして、オバマは政権に誰を迎え入れるのか? それが全てだと思ってきた。ある意味それでは完全に手遅れなのだけれど。


そして大体の面子が決まった。いつも鋭いところをちょいちょいと突くジャパハンさんがバッチリの解説をしてくれてる。


ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 : 包囲されたパキスタン


なぜ、パキスタンが焦って、インドでテロを起こしたかというと、どうもアメリカの陸軍の雑誌に出た、ひとつの「地図」が原因じゃないか、という可能性があるんですよ。

オバマ政権の閣僚がそろいましたね。当初は、就任が予想されていたシカゴ人脈は、首席補佐官のエマニュエルくらい。あとは、全部ヒラリー・クリントン陣営のお下がりというか、スパイというかそんな人たちばかりです。


首席補佐官:ラウム・エマニュエル(イリノイ州選出下院議員・ユダヤ人)
国務長官ヒラリー・クリントンイスラエル・ロビー)
財務長官:ティモシー・ガイトナー(父親がフォード財団。本人はキッシンジャー・アソシエーツ、クリントン政権財務省高官、ビルダーバーガー、30人委員会)
商務長官:ビル・リチャードソン(ニューメキシコ州知事、キッシンジャー・アソシエーツ)
国防長官:ロバート・ゲイツ(リアリスト、スコウクロフト系)
厚生長官:トム・ダシュル(元上院院内総務、ビルダーバーガー、奥さんが弁護士)
NEC議長:ラリー・サマーズ(元財務長官、ヘッジファンド顧問)
経済再建会議議長:ポール・ヴォルカー(元FRB議長、元NY連銀&チェース・マンハッタン銀行エコノミスト、三極委員会、30人委員会)


これってチェンジじゃないよね。「いつものパターン」でしょ?


どこの国でも一緒なんだろうなぁ...


構造を悪い方に変えたい時は構造改革を唱え、変化を起こす振りをしながらあまり変化を起こせないのが分かっている時は「CHANGE」と叫ぶ。


う〜ん、奴隷大統領とでも呼ぶべきなのかな? 本当にCHANGEと言えるような事をしたとたんに天国に召されそうな鉄壁の布陣。ほんとデカイ戦争が起こりそうで心配。


どうせ全方向土下座外交するなら、日本は誰がトップでもいいからとにかく「日本は憲法の縛りで自衛隊を派遣させられないんです」「デフレで借金まみれだからどうにもならないんです」の二言を強固に言い張って、ごめんなさい、何もできません。って言い張って欲しいなぁ...


それが現時点でデカイ戦争を起こさないための一番の抑止力なんじゃないかな?