騙されてる?

ガソリンが極端に値上がりしたおかげというべきなのかよく分からないけど、太陽光・風力などの自然エネルギーや、現状において資源価値の低い木屑や料理に使った廃油を利用して燃料を作る動きが以前より活発化してることだけに関してはとても嬉しい今日この頃。


とはいえ、穀物をはじめとした食料やガソリンをはじめとした原油関連資源の値段は、いったいいつになったらまともな値段になってくれることやら...


そんな中、再現性がなかったこととから完全にトンデモ科学と位置づけられてきた「常温核融合」を暖めてきた阪大の荒田さん北大の水野さんがそれぞれ別の発表を行ったことが話題になってる。三菱も地道にやってるみたいだ。
常温核融合は本当だった


どちらも、きちんと学会で発表してることや、誰がやっても再現性があることが確認されてるのが大きい。いろんな見方はあるだろうけど、ほんとに核融合というべきなのか?はよく分からないみたいで、核融合というより核変換と呼ぶべきなのかも知れないし、面白い仮説も見つけた。


まぁ、でもそんなことはどうでも良くて、クリーンなエネルギー開発という観点から、単純に与えたエネルギーと取り出したエネルギー、それにランニングコストを換算して、どれだけ有望なのか、様々な観点からクリーンな発電方法といえるのか、きちんと安定した状態で発電し続けることができるのか?って部分を早く提示してほしい。


あと、この流れに乗っかった詐欺の可能性が高いような気もするんだけど、ジェネパックスってところが永久機関とも取れるような説明をして水だけあれば発電ができる、みたいなことを言ってるみたいだけど


これって各方面からきっちり突っ込み食らった挙げ句、「いえ、説明に間違いはありません。水をイオンに分解して発電もしています」(ただし、水を電気分解するのに使用した電気よりも、この装置によって発電した電気の方が少ないだけです。説明は省きましたが)とかいう分かりやすい落ちになりそうな気がするのは気のせいだろうか?


どっかの議員さんが主導してこれに助成金つけて、あとは山分け、はいさようなら。ってことにならないようGigazineさんには頑張ってほしいところ。


それにしてもここのところ、「自己治癒する飛行機」とか、「従来の解像度限界を超えて3Dで細胞を観察できる光学顕微鏡」とか、「3D立体スクリーン Holovisio 」なんて感じの地味にすごい技術とか、「プラズマで空飛ぶ円盤を設計」みたいな本当にすごい技術が多い気がするのは気のせいだろうか?


で、こんな時期にそれと一緒に「元航空関係者ら、米政府に対しUFOの調査再開を要求」とか、「英国でのUFO目撃、明らかになった真実」とか、「アイルランド軍がUFO報告書を公開」なんてのも多い。


もしかして騙されてる


追記:
日本科学未来館で「エイリアン展」開催中なんてのもやってる。