ボクシングというスポーツは結構好きだったのだけれど、例の亀田戦以来、ボクシングというスポーツを見る気はほとんどしなくなってしまった。


とはいっても内藤だけは別で、今日も防衛戦を見ていた。


挑戦者の清水はアマ出身で手堅くきれいなボクシング。対するチャンピオン内藤はいつもの不定形ボクシングと、遠目でポイントを稼いでいこうとする挑戦者と何とか打ち合いに持ち込んで自分のペースに巻き込んでいこうとするチャンピオンの戦いになった。


内容的には挑戦者が僅かにいいかなと確かに思ったけれど、8Rの判定などで見るとプロの世界戦で挑戦者の手数が少ないのはもう少し見た方がいいのではないかとも思ったが、結果としては内藤がきちんとポイントをふまえてしっかり攻めに回ったので、試合としては面白い内容になった。


試合の方はプレッシャーを地道に与え続けた内藤の努力が実り、10Rに互いが打ち合った際に清水が内藤の左フックをカウンターでもろに食らってしまい、利いている所に畳み掛けた内藤がダウンを奪い、何とか清水は立ち上がったのだがダメージが大きく、再度ラッシュを食らってノックダウンとなった。


試合内容としては、お互いに体力を削り合いながら徐々に試合が盛り上がっていった中、内藤の手詰まり感が出始めて息苦さを感じ始めた頃合いに起きたカウンター1発からのノックダウン劇ということで、ボクシングの醍醐味が存分に発揮された内容となった。


と、そこまでは良かった。


ん〜なかなかいい試合だったなぁ。と試合が終わってほっとしていると勝利者インタビューが始まり内藤がいつものノリで「俺だめだなぁ」みたいな話を始めた。


と思っていたら、亀田が出てきて勝手なことをやり始めた。


あ〜、最悪。


勝った人間が勝利者インタビューやってる最中に割り込むなんて、一体何を考えてるんだろうか。


ほんと。なんでスポーツ見てこんなに嫌な気分にさせられなくちゃいけないんだ?


こうやってスポーツを見なくなっていくんだろうなぁ...


なんだかなぁ...


追記:
一夜明けて、スポーツ記者さんらしき、いい感じのブログを見つけたのでメモ。
★ 拳論!取材戦記★